2007年06月12日

ワコムさんを訪問

7月1日(日)、横浜ベンチャーポートオープニングイベント、準備を着々と進行中です。

今日は、バトラーのお一人、北海道で世界レベルの3D技術を持つウォールの紺田さんからワコムさんを紹介していただき、バトルに液晶ペンタブレットを使ったらどうかとのことで、東京は中野坂上にあるワコムさんのオフィスにお邪魔しました。

駅前のハーモニータワーという豪華なビルでして、世界3大ピアノの一つとして有名なウィーンのベーゼンドルファーのショールームが1階に入っている、とても素晴らしいところです。数千万するベーセンのフルコンサートを横目に見ながらエレベータに乗り18階へ。

バトラーへの質問をいっせいに画面に表示できたら、いいですよね。しかし、よくよく聞いてみると、11人のバトラーに対し、11の液晶ペンタブレット、そしてそれぞれにPCが必要でLANで組むのは当然として、ホストコンピュータに500万円もするソフトを入れないと、分割表示はできないんだそうです。テレビ番組、例えば平成教育委員会のようなもので採用されているのですが、そういうところしか使ってない、民生用ではないので異様に高いのです。その他もろもろで、今回は断念させていただきました。

でも、ワコムさんはすごい会社ですね。タブレットでは日本のシェア98%とオンリーワン企業なんです。ニッチといえばニッチなんですが、高い技術力とあいまって、しっかりおさえてます。

筆圧自在で、水墨画みたいなものも描けるし、最近は医療系でもすごく売れているそうです。インフォームドコンセントとかセカンドオピニオンとか当たり前の世界ですからね。プレゼンなんかでも、パワーポイントでつくっておく資料には、事前にポイントを書いておかなくて、プレゼンの際にペンタブレットで書き込むやり方で、プレゼン時に見ている人をひき付ける、そういう手法も増えているとのこと。



写真は、展示会で韓国から来たお客さんがささっと描いてくれた絵です。こんなのがたまっていくと素敵ですね。

(ひ)  


Posted by 横浜ベンチャーポート at 18:00Comments(2)事務所の日々